BROOKLYN MACHINE WORKS – V4 PARK BIKEのご紹介
今回は、BROOKLYN MACHINE WORKSを代表するモデルのひとつ、
PARK BIKEをご紹介します。

1990年代に誕生し、V2、V3と進化を重ね、現在のV4へ。
長い歴史を持ちながら、今もなお独自のスタイルを持ち続けるPARK BIKE。
今回はその歴史だけではなく、「V4を今どう組むのか?」というところまで、W-BASEの視点でご紹介します。

V1 ― PARK BIKEの原点。
PARK BIKEの歴史は、1990年代のニューヨークから始まります。

BROOKLYN MACHINE WORKSのJoeたちが、セントラル・パークでライディングを楽しむために作った、頑丈なクロモリフレーム。
それがPARK BIKEの原点です。
最初に作られたモデルが「THE CENTRAL PARK」。
後にV1モデルと呼ばれるこのフレームは、当時市販されることのなかったプロトタイプでした。
当時のMTBでは26インチホイールが主流だった中、
THE CENTRAL PARKはフロント26インチ/リア24インチという独自のホイールサイズを採用。

その後、THE CENTRAL PARKをベースにさらにアップデートされたモデルが登場します。
ヘッドにはスーパーオーバーサイズを採用し、トップチューブとダウンチューブにはガセットを追加。
フレームの剛性と強度を高めながら、現在のPARK BIKEへとつながるスタイルが徐々に形作られていきました。
このモデルは日本にもわずかな台数しか入ってこなかった、非常に希少なモデル。
THE CENTRAL PARKから始まり、少しずつ進化していったPARK BIKE。
その独自のスタイルは、ここからV2、V3、そして現在のV4へと受け継がれていきます。
この大胆な発想と、BROOKLYN MACHINE WORKSらしいタフなクロモリフレームによって、
PARK BIKEは他にはない存在として知られるようになっていきました。
V2 ― 24インチPARK BIKEの確立。
そしてPARK BIKEが本格的なプロダクションモデルとして展開されたのがV2。
V2では24インチホイールを採用し、135mmリアエンド、ディスクブレーキマウント、
True Temper SuperThermのメインチューブなど、当時としても特徴的な仕様を持っていました。
BROOKLYN MACHINE WORKS自身の資料でも、V2は24インチホイールを軸にしたモデルとして紹介されています。
日本にも多く入荷し、W-BASEをはじめとするストリートシーンでも人気を集めました。
重厚なクロモリフレームと24インチホイール。
「PARK BIKEといえば24インチ」
そんなイメージを確立したのが、このV2でした。

V3 ― タフさから、軽快さへ。
V2で確立されたPARK BIKEを、さらに進化させたのがV3です。
V3ではフレーム全体のパイプ径や肉厚を見直し、
リア三角には曲げ型を使用した美しいアールを取り入れるなど、フレーム設計そのものが大きく進化。
PARK BIKEらしいタフさを残しながら、より軽く、よりクイックな乗り味を目指したモデルです。
生産数も少なく、日本に入ってきた台数もわずか。
現在ではなかなか見ることのできない、希少なPARK BIKEのひとつとなっています。

V4 ― PARK BIKEの現在。
そして現在のPARK BIKEがV4です。
これまでのPARK BIKEが持っていた無骨さや独特のスタイルを残しながら、
現代のパーツ規格とライディングに合わせてアップデートされています。
特に大きな変更が、テーパードヘッドチューブの採用。
上側1-1/8インチ、下側1.5インチという現行規格に対応することで、
現在ラインナップされているサスペンションフォークを選択できるようになりました。
つまり、昔のPARK BIKEの雰囲気を楽しみながら、
現在のパーツで自分好みの一台を作ることができる。
ここがV4の大きな魅力です。

V4は、どう組むのがいい?
V4を組むうえで、W-BASEがまずおすすめしたいのが、
24インチホイール+約100mmのサスペンションフォークという組み合わせです。
V4本来の24インチジオメトリーを活かしながら、
サスペンションフォークによってストリートやバイクパークでの安定感と遊びやすさを両立できます。
実際にW-BASEで製作したV4 CUSTOMでも、
MARZOCCHI BOMBER DJを組み合わせています。

W-BASEおすすめセットアップ
FORK: MARZOCCHI BOMBER DJ
WHEEL: 24インチ
CRANK: PROFILE RACING
HUB: PROFILE RACING
BRAKE: SHIMANO DEORE / SAINT
TIRE: 24インチ 2.2〜2.4程度
V4はシングルギアとの相性が非常に良く、
駆動系をシンプルにすることで、PARK BIKEらしいダイレクトな乗り味を楽しめます。
クランクにはPROFILE RACINGなど、タフなパーツを合わせるのがおすすめ。
175mmという長さもPARK BIKEなどのMTB系バイクを意識したセッティングです。
ホイール周りも、ガンガン遊びで使うのであれば、耐久性のあるハブとリムを組み合わせたいところ。
「見た目だけではなく、実際に乗って遊べること。」
そこを重視してパーツを選ぶのが、W-BASEおすすめのV4です。
もっとアグレッシブに遊ぶなら。
V4は、セットアップ次第でさらに遊び方を広げることができます。
W-BASEライダーの 比嘉 治宏 (YOSHIHIRO)のV4では、
シートクランプをレバータイプに変更し、シートを素早く下げられる仕様にしています。
これによって、シートを下げればマニュアルやバニーホップ180など、
よりBMXに近いアクションも楽しめるセッティングに。

さらにタイヤを変えるだけでも、バイクの性格は大きく変わります。
ストリート中心なら転がりの軽いタイヤ。
ダートやバイクパークまで遊びに行くなら、グリップ力のあるMTB系タイヤ。
実際にYOSHIHIROのV4ではBMXブランドのODYSSEY 24インチタイヤを使用。
W-BASEの別のV4 CUSTOMではTIOGAを使用するなど、乗り方に合わせてタイヤを変えることもできます。
同じV4でも、組み方によってまったく違うバイクになる。
これもPARK BIKEの面白さのひとつです。
W-BASEが考える、V4 PARK BIKE。
PARK BIKEは、完成された「正解の形」が決まっているバイクではありません。
24インチという独特のサイズ。
そして、現代のサスペンションフォークにも対応できるV4のフレーム。
そこに自分が好きなパーツを組み合わせて、
「どう遊ぶか」を自分で決める。
それこそがPARK BIKEの面白さだとW-BASEは考えています。

歴史を知るほど、V4が面白い。
1990年代のTHE CENTRAL PARKから始まり、
V2で24インチというスタイルを確立。
V3でフレーム設計と軽量化を進め、
そして現在のV4へ。
長い時間をかけてアップデートされても、
PARK BIKEの根底にあるものは変わっていません。
頑丈であること。
シンプルであること。
そして、乗っていて楽しいこと。
昔のBROOKLYN MACHINE WORKSが好きな方にも、
初めてPARK BIKEを知った方にも。
V4は、今の時代に乗るPARK BIKEとして非常に面白い一台です。
W-BASEでは、フレーム販売だけでなく、パーツ選びから一台まるごとの組み上げまでご相談いただけます。
組むパーツによってはお取り寄せに時間がかかる場合もあります。
「PARK BIKEをどう組んだらいいかわからない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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