BMW BAREND x ODI LOCK ON SYSTEM
BROOKLYN MACHINE WORKSのバーエンドを使っている方を多く見ますが、多くの方が通常のグリップを使っている場合が多いです。もちろん構造を理解した上で通常タイプのグリップを使っている方もいますが、中にはせっかくの機能を知らない方もいたので改めてご紹介します。
まずは素材。
一言にアルミと言ってもさまざまな種類があります。このバーエンドにはアルミの中でもトップクラスの強度を誇るのものが使用されてます。7075 T6という番号で分類されるアルミです。主な使用用途は宇宙や航空などに使われるアルミ。ただのジュラルミンではなく、超々ジュラルミンという風にも呼ばれてます。宇宙船関係以外にも面白いところでは特殊警棒という護身用品にも使われているようです。高価な材料ですがそれを贅沢に使っています。
そしてここからが本日のメインテーマ。
構造も拘ってます。ODI社というMADE IN USAを貫くグリップメーカーが使っているシステムに対応するようにバーエンドの内側が設計されてます。このシステムはロックオンシステムと呼ばれており、グリップがハンドルにしっかり固定され、雨などの悪天候でもグリップに水が入ったりしても動かないというもの。
ロックオンシステムのグリップには両端に凸部分があります。そしてグリップを挟み込む左右のグリップストップ部に凹が刻まれています。この凹凸が組み合わさることでグリップストップはグリップ部をしっかり挟み保持します。そしてグリップストップ部はネジでしっかりとハンドルに固定されます。このことでグリップもしっかり固定されるというシステムです。
MTBなどは悪天候の中でもレースが行われたりします。その際にグリップが雨で動いてしまったらコントロール不能な危機に陥ります。転倒する場合もあります。MTBに限らず雨でも乗る方にはお勧めをしたいグリップシステムです。
そして通常のバーエンドはこのシステムに対応しているものは見かけないですが、BROOKLYN MACHINE WORKSのバーエンドはこのシステムに地味に対応しています。外側がバーエンドになるわけですが、BMW BARENDにもしっかりとグリップに対応する溝が刻んであります。このバーエンドと合わせてロックオンを使っている方は正直なところあまり見かけないですけど、使いたかった際には嬉しい互換性がこのバーエンドにはあります。ちなみにSUPREMEとBROOKLYN MACHINE WORKSのPARK BIKEが少し前に発売されましたが、BROOKLYN MACHINE WORKSによって監修されたこのバイクにはしっかりと採用されています。
なおこのシステムにはバージョンがあり、ODIのバージョンV2.1 には対応していません。イマイチよくわからない方はお気軽にお問い合わせ下さい。オンラインに掲載してないお得なODIロックオングリップとバーエンドのボーナスパックもあります。これからこのバーエンドを使いたい方、もう使っている方もぜひODIのロックオングリップと合わせて使って下さい。
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